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豆知識

すがおのGOUCH~NO.2 張り職人『若松博』

2013年10月31日

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GOUCHの工場で働く職人の仕事への思い、すがおをインタビューして紹介していきます。

第二回目の職人は・・・若松博さんです。

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 【プロフィール】

名前:若松 博(わかまつ ひろし)

作業内容:

椅子張り=ソファーに生地(布、革、合成レザーなど)をかぶせて、タッカーでとめたり、紐を通してくい込みを付けたりしながら張っていく作業。

現在は主にソファの背にあたる部分の張りを担当 。

職歴:48年(椅子張り一筋)

誕生日:8月21日

血液型:AB型

趣味:釣り

 

 

Q1、この仕事についたきっかけを教えてください。

「きっかけは、やっぱり好きだからじゃないかな。」 兄弟には物作りをしていた人が多く、それを近くで見ていた自分も気付いたら好きになっていたようだ。 学校で椅子張りや家具作りを勉強したわけではなく、普通の学校を出てそのままこの世界に飛び込んだのだと言う。

若松さんの職歴は48年。初めから椅子張り一筋。「それしかできないもん(笑)」と笑顔で語ってくれた。 昔は、今のように木柄の加工から張りまでを一つの工場でやっているところはあまりなく、若松さん自身も椅子張り専門の小さな工場で技術を磨いていった。

w11「最初の頃は請負いが多いから。そのもの1本やってなんぼっていう。」

お客さんの要望を聞き一台一台特注感覚でソファを作っていた為、どのような形に張りあげるか、玉ぶち(パイピング)を入れるかなどのデザインも自分でおこしていたという。 当時の椅子張りの仕方を簡単に教えてくれた。

現在のようなタッカー(自動的に針が出てくるホチキスの大きい版のような道具)はなく「張りげんのうっていうげんのう」で釘を一本一本打ってとめていたそうだ。

「馬だとか牛が喰う牧草入れてたから。椅子の中に。今みたいなSバネでなくてコイルバネって、あの~ベッドの中に入ってるようなバネ。 で自分で紐かけて固定して、その上に牧草入れて・・・」

本当に「手」で作っていた時代、一本作るのには大変な時間がかかっていたという。現在は便利な道具・材料があふれているのだと気付かされるエピソードだった。

 

 

Q2、仕事の中で一番難しいと感じることは何ですか?

この問いにはしばらく悩んでくれたが、しばらくの沈黙の後、「やっぱりデザイン考えることが一番難しいんでない。 どういう仕組みでやるかってことが。今の椅子は。」とソファ作り全体のことを考えてくれたようだ。

では、今、若松さん自身がやってる部分(椅子張り)では?と聞くと、 「やっぱり手作業だから、同じものあげるっていうことかな」と即座に返事が返って来た。

ひっぱり加減やちょっとした角度など感覚的なところを常に一定にすること。それは人に教えるのも難しいことだという。

「今はもうね、ちゃんと裁断してくれてるから。 だから大体わかるでしょ。1㎝ぐらいひっぱって、ここで打ちなさいってのはさ。 それを常に頭の中に入れてやっていくっていうこと。」

現在は型紙がきちんとあるので(一本一本作っていた頃は、型紙なしで張りながら不要な部分を切っていた)、 大体残りはこのくらいだからこの位置に打てば誰がやっても誤差はでないようになっているのだそう。

それでも常にキレイに!ということを考えていないと無理だと言う。

w8職人にもそれぞれ色んな気性のひとがいるが、若松さん自身は、 「早ければいいってもんでもないし。やっぱり自分が毎日キレイにする。」と思っているそうだ。

ちょっと叩いて直せば直るのにという皺などに気付けるかどうか「その心がけ(常にキレイに!)がなかったら、いいものができてこないと思う。」と語ってくれた。

「やっぱりキレイな方がいいでしょ?」と笑ってくれた若松さんが張ったソファは、GOUCHのソファ職人の誰もが憧れる綺麗な仕上がりだ。

 

 

Q3、作業内容で注意している点やこだわりを教えてください。

Q2で語ってくれた「常にキレイに!」という思いがそのままQ3の答えでもあるのだが、 それを保つために心がけていることを具体的に教えてくれた。

「常に毎日同じことをやってくってこと。テンポなんだよね。1・2・3っていう。」

若松さんは、いつもこちら側からこちら側に、という風にやる方向や順番を決めているそうだ。 そうすることで作業の忘れ物もなくなり、万が一、忘れたとこがあってもやっている途中に「あれ?あそこ打ってないわ」と気付ける。 それをいつもバラバラにやってると変な物ができあがってしまうし、いつまでも早くならない。 常にテンポを意識して、決まった順番で作っていくことで早く綺麗にもできるようになっていくという。

 

なんでもそうだが、ソファ作りにも基本というものがあるそうだ。

例えば「ミシン掛けたら、縫いしろはどっち向ける」とか。若い職人にはそういう基本をまだまだ分かってない人が多い為、 もっともっと自分から吸収して覚えて作業していってほしい。と願っている若松さんだった。

 

 

w5Q4、人生において、仕事でもプライベートでも良いので、楽しみや生きがいは何ですか?

「やっぱり呑むことだべね~仕事終わったら。ハハハハハ。」と笑う若松さん。

夜ごはんを兼ねて、毎日飲み屋で仲間たちと呑むのが楽しみだという。 その楽しみがあるから、仕事も頑張れるそうだ。

仕事が多いときも、どうやったら早く終わるか?考えたり、みんなで協力しあいながら、 「昼までにどこまでやるとかさ、そういうこと常に頭に入れて仕事をやる。」ことを大事にしていると語ってくれた。

「趣味を持たないと。」としばらくできていない釣りも最近またしようかな?と考えているところだという。

 

 

w7Q5、あなたが使っている道具を教えてください。

「今は、ハサミとタッカーと、後、くじり。ニッパーぐらいかな。」と教えてくれた。

その中でも一番メインだっていう道具は、「やっぱり、ハサミだね。」とのこと。

張る為の道具、タッカーが一番の仕事道具かと思ったが意外な答えだった。

 

その理由は、

「今はほとんどね、デザイン(型紙)で切り込みが入ったりしてるから、ただそれを張ればいいだけだから。 それをどうやってキレイに上げるのにハサミを入れるかっていうことは、今の人ってわかんないはずだから。」 と語る。

ミシンの縫い分などハサミで切り取ったり、張るときに何枚も重なる部分をハサミで切り込みを入れて張る作業『切り込み』 現在は、この作業なしでも完成するソファが多いが、若松さんはハサミが使えるようになって一人前だという。

ハサミで切り込みを入れる難しさは、浅すぎると皺が消えず、入れすぎると今度は引っ張って張ると切りすぎた。穴が開いたなど。 これは何度もやって、失敗から学んで経験を積んでいくしかないのだろう。w6

「会社でもそういうシステム作ればいいのよ。時間を設けてさ。 食堂椅子関係をミシン掛けないで、塗装したとこにハサミ入れて切り込んで張ってみるとかさ そういうこと、今の人できねぇと思うよ。おっかなくて。」

と、今後の職人育成への思いも語ってくれた。

椅子張り歴48年の若松さんから学べることはGOUCHの他の職人にとって、何よりもかけがえのない財産である。

そんな若松さんだが、まだまだ自分の技術に満足ではないのだという。技術向上のためには後輩でも誰にでも聞くというのが若松さんの考え。

「誰かがキレイにやったら、うまいな~って、どうやって?って聞くしさ。 物をキレイに上げるのには早いしょ?その方が。 俺だって満足でないから。1日1日がおんなじもの上げるってことは大変だから。 別の人が、おお~キレイにやったなと思ったら、それ学べばいいことだし。 新しい物出来あがった時には、常に1本より2本。2本より3本ってキレイに上げていくから。 時間かければキレイに上がる。それをいかにしていつもと同じ(スピード)で上げていくか。」

 

Q6、次に紹介する職人への質問やコメントをお願いします。

※次の職人は、裁断場担当の北本さんを予定しています。

「笑顔がすてき。明るいからすごくいいんじゃない?俺みたいにむすっとしてる人と違って。」

男性が多い職場で、いつもニコニコと笑顔の北本さん。 「あーゆー明るい女性がいるとみんな元気になるね。」と。

若松さんもムードメーカーの北本さんから元気をたくさんもらっているのだろう。

 

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